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2017年5月29日月曜日

ずる休みではないんです、ただだるくてやる気がないだけです・・・。やがてアルコールへ手が伸びて・・・

まだ糖尿病とわかる前のお話です。

仕事に行く前、体の重だるさもありますが、心も憂鬱な気分でした。
どうにもやる気が出てこない。
いや、起きないと言ったらいいでしょうか・・・。

どうにもこうにもやる気がまったく出てこなかったんですよ。
職場に対してストレスフル状態だったということもありますが、それでもそれまでならばなんとか電車に乗ってしまえば嫌でも仕事モードに切り替えることができました。

でも、この時期はそうもいきませんでした。

眠いわけでもないのに、ただただ横になっていたい。
スーツに着替えて、なんとか外に出ても足取りは重く、しばらく歩けば腹痛になる始末。

この状態がひどいと予定を確認して「体調不良」で休んだりしましたが、これも解決策にはなりません。
ただの先延ばし。

たぶん、体の疲労感が心にもかなり影響していたのでしょう。
無理に仕事に活き、帰ってくるとイライラが募ってる状態でした。

食欲はあるのですが、少し食べれば満腹感になる繰り返し。そして疲労感。

この状態を少しでも緩和で切る時はお酒を呑んでる時でした。
おそらくアルコール摂取により一時的に血糖値が下がり疲労感が緩和され、心の状態も緩むのでしょう。
毎晩、帰宅時に吞みながら帰り、やがて朝が辛いときはそのまま迎え酒をしてシャワーを浴びて仕事に行くこともしばしばありました。
アルコールが入ってる時は体も心も軽く感じて、イライラも少なかったからです。

でも、飲酒量が尋常ではなくなった頃、ついに体が悲鳴を上げてしまったのです。
胸焼けと背中の鈍痛。
悪化する腹痛と睡眠障害・・・。

振り返れば、もうアルコール中毒に片足を突っ込んでいたのでしょうね。自分でもどこかで量を減らさなくてはと感じつつもやめられませんでした。

こうして「糖尿病宣告」「緊急入院」となり、ようやく破たんした生活から強制的に抜け出したのでした。

では。

2017年5月26日金曜日

足裏マッサージ後3日目。身体が軽くなりました

先日、幼馴染に教わった足裏マッサージ。

マッサージを施術した当日から血行が良くなったと実感してましたが、その副作用か体が重く、頭痛もひどくなってました。

うーん、辛い・・・。

いくら寝てもだるさは抜けず、頭痛もひどくなるばかり・・・。

ところが施術から3日目の今朝、起きた時からスッキリしてます。だるさは嘘のように抜けて軽く、頭痛もまったくなし。
昨日からトイレにはかなり行きましたが、おそらくデトックスがようやく完了したのでしょう。

もう、眼の見え方まで違って見えます。

デトックス効果ってこんなに大きいものだとは改めて知りました。

また幼馴染にお願いしてマッサージを受ける予定ですが、今度はもっと水分を摂ってデトックスを促進しようと思います。

今日はずいぶんと気持ちも軽く過ごせてます。

では。

2017年5月24日水曜日

定期検診:血糖値上昇中も眼底出血はなし

昨日は定期検査の日でした。

検査をしたところ、血糖値は相変わらず高い水準が是正されていませんでしたが、網膜症については眼底出血は再発しておらず、とくに異常もみられないということで、眼科検診は1年に1回になりました。

眼科での心配が一つ軽減されたことは嬉しいですね。
視力も悪いのですが、それでも前回検査時と変わりがなく、文字の見づらい症状などもおそらく疲れや乱視からの影響とのことでした。

とくに目薬の処方もなく、市販薬の「疲れ目対策」で問題なしとのことです。

さて、根本の血糖値問題。

4月頃から食欲も以前より増していましたので、おそらく食事量の増加が一つの要因であることはたしかでした。
医師にもその旨を伝えます。

医師からは「食事量の増加の原因」について聞かれたのですが、とくに理由はないんですよね。
まぁ、ご飯が美味しいから・・・なんて回答を望んでもいないでしょうし。

考えてみれば食べすぎると必ずお腹を下していたのが、4月から下すのが収まってきたこともあり、その旨を伝えました。
医師はしばし考えてる様子でしたが、「とりあえず食事量を若干セーブしてみましょう」ということになりました。
食欲が出てきたのはいいことではあるのですが、血糖コントロールを超えてしまってるようです。

でも低血糖症状はここ1か月ほどはみられず落ち着いています。

医師からすれば血糖値上昇も気にかかるが、より深刻なのは低血糖症状のほうなのでしょう。
私からインスリン投与量を増やすよう申し出たのですが、今回は見送ることになりました。

医師からは念のために運動中での血糖測定も行うように指示があり、できる範囲でやってみると伝えました。

それでも、少しづつ回復しつつあるとわかってホッといたしました。
発覚から1年、リハビリの道はまだまだ途上です。

では。

2017年5月22日月曜日

指先の痺れが断続的につづいております

四十肩の症状がひどくなっているせいか右手の薬指と小指の先まで痺れが出てます。

もしかしたら糖尿病には関係しないのかもしれませんが、ちょっと気になります。
考えてみればここ1年程は続いてますから。

いったい原因はなんでしょうねぇ??

血圧も低めですし(入院した際に『糖尿病性低血圧症』か調べて問題なし)、血流はサラサラのようですので、たぶん脳関連は問題ないとは思います。
足だと末梢神経障害で痺れは現れるのですが、手はとくに書いてありませんし。

と思ってネットで調べたらありました。

糖尿病の初期症状:手のしびれやジンジンする神経障害がでるの?

症状としては右手の薬指、小指までがビリビリと軽めの痺れ。
生活に支障はないけど、気になるくらいの痺れの強さです。

痺れとはべつに筋肉のけいれんも糖尿病になってから多いですしね。筋肉関連はサイトを観てもけっこうみなさんのご経験は多いようです。

明日、定期検診なのでまた相談してみようかと思います。

では。

2017年5月21日日曜日

便通がようやく戻りました

先月のバリウム検査からほぼ1か月が過ぎ、ここ2日間ほどでようやく回復したようです。

ほぼ毎食後の回数となりました。
うん、快便でございます。

何を便通ごときで大袈裟な・・・と思われるかもしれませんが、さにあらず。
これがなかなか重要時なことなのです。

なにしろ、糖尿病になってからというもの、大小にかかわらず、我慢がききません。
まるでゲリラ雷雨にでも遭ったかのように激しい衝動に駈られますしね。

そして水分補給は都度必要ですし。

なのでトイレ事情は私にとってかなり重要度の高い関心事になっております。
このような状況なので、あまり遠出をした場合の食事などは気を付けなければなりませんしね。
とくに移動中はすぐにトイレには行けませんから。

自律神経障害ってコントロールをするのが難しいです。
いくら気を付けていても、調子が悪くなりますし、その原因となることもなかなかすぐにはわかりませんしね。

今回はとりあえず1か月ほどで便通は回復できました。これも大切なデータとなります。
いつまた役立つかはわかりませんが(笑)

では。

2017年5月19日金曜日

またまた文字が見づらくなりました・・・

先日からの下痢症状はどうやら落ち着いてきました。

ところが今度は新たな問題が発生。

以前より繰り返してますが、昨夜から文字の見づらい症状が現れてしまいました。

本とか読もうとしても文字が見づらいので読めません。

以前も低血糖時にはあったんですけど、今日は高い数値でしたしね。

また眼底出血でも起こしているのかなぁ・・・。

来週には眼科の検査があるので、ちょっと相談してみます。

では。

2017年5月18日木曜日

続く下痢症状・・・

先月行ったバリウム検査からどうも腸の調子がよくありません。

便秘の症状になったかな(といってもせいぜい3日程度)と思えば、打って変わって下痢の症状へ。

とくに食べ物関連では心当たりはありませんので、あとは疲労や風邪などの関連が疑われますが、どうもそちらでもない。
そうなると精神的なもの、ストレスが考えられます。

ただ、療養中でさほどストレスを感じるような環境でもありませんので、何が原因かはさっぱりわからない状態です。
痛みも一度ならまだしもしばらく続きますし、トイレの回数も一度トイレを出てもすぐに入室してしまう状態。
昨年も同様の症状に見舞われまして、都度病院に行ったのですが、結局どこも悪くないとの診断でした。

おそらく自律神経が過敏になっているのでしょうとのこと。

そこから鑑みると、ここのところの気候変動、体調の変化などから腹痛を起こしやすい状態にあることもなくはありません。

でも、この程度で体調不良になってしまっては、通常の生活だけでも大変です。

現在はリハビリ中と考えれば、まだまだ体調回復は途上にあるということなのかもしれません。

では。

2017年5月17日水曜日

あれ?関節が固いな・・・。

普段は靴下を着用している私。
もちろん、就寝時は裸足ですが、それ以外ではなるべく着用しております。

理由としては、冷え対策もありますが、何よりも足の保護。
糖尿病にり患すると、末梢神経障害が合併症として現れることがあります。
その際に感覚が健常者よりも鈍く感じるようになります。なのでちょっとしたケガなどをしても気づかない場合があり危険なのです。
その防止策として靴下を着用しています。
これ、入院した際に病院側から渡される糖尿病患者が読む生活マニュアルにも載ってます。

今回はたまたま素足になっていたので、最近は足のだるさなどに悩まされているので足の指や足首などをマッサージしていました。
そうしたら、思いのほか関節が固いと言いますか、可動域が狭いことに気づきました。

足の指も足の裏方向に曲げてみると足の甲などが引っ張られて痛みすら感じます。
これはマズい・・・。

出来る限り指や足首などの間接を伸ばしたりしてマッサージをいたしました。
いわゆるセルフフットケアですね。

おかげでこの日は足のだるさも緩和されて心地よく睡眠を摂ることができました。

糖尿病外来などではフットケア教室など設けている病院があります。
もしご自身で気付かれたことがあったら相談してみるのもいいかもしれませんね。

では。

2017年5月16日火曜日

糖分補給タブレットは必須です

インスリン投与治療を開始してから1年。
さすがインスリン効果は抜群です。
私の血糖値も空腹時で300以上だった私も100前後にまで落ち着いてきました。

で、効果がありすぎて、血糖値が低すぎる(低血糖症状)状態を現在は気を付けております。

気を付けていても症状が出てしまえば気をつけようもありません。

そこで、症状が現れた時に摂取するのが糖分補給タブレット。

私の場合は市販されているブドウ糖のタブレットを利用してます。

じつはタブレットはいくつも種類があり、以前は入院していた大学病院内のコンビニで販売していたゼリータイプ(プリン味)と薬局で無料でいただいたブドウ糖を利用してました。

現在のタイプになったのは引っ越しして、近くのドラッグストアで販売しているのを利用しているからです。
このタブレット、私の場合、前回まで低血糖症状が頻繁でしたので、よく利用してました。
これでも効果が薄い場合はコーラ(無糖はだめ)を飲んで血糖値を上昇させたりしてました。
本当に症状が重くなると異常な行動(手が震えたり、倒れたり)をしますので、私にとってはもってるかどうかは大事なのです。

糖尿病患者だけが必要なのかといえば別にそんなこともありません。
例えば勉強や仕事などをしていて、頭が疲れたなとか、運転していて疲れたなという時にこのブドウ糖は効果があります。
脳の栄養分は糖ですからね。

私以外でも我が家では家族で使ってます。

糖分補給、おろそかにはできません。

では。

2017年5月14日日曜日

外出中はトイレが重要

外出している時に大切なこと。
それは『トイレ』です。

糖尿病を患っていると、水分補給もこまめにはなりますが、それに比例してトイレの回数も多くなります。
自律神経が弱っている関連もあるのでしょうか、とくに外出していてすぐにトイレに行くことが困難が予想されると考えるとますます行きたくなってしまいますね。

これもまた神経障害の関連か、以前よりも我慢が弱くなってきていること。

10分前に用を足しているのにまた行きたくなってしまう・・・。
これ、大小関係はありません(汚い話で申し訳ないのですが)。

しかもそれなりに量は出ます。

でも、これはあくまでも生理現象としてはしごく真っ当なこと。
逆にこれがうまくいかないと別の病気になってしまってる場合もあるので、付き合っていくしかありません。
また、水分補給も我慢してはいけないと医師からも注意されてますしね。

なので私にとって外出中のトイレは重要です。

たかがトイレ、されどトイレ。

では。

2017年5月13日土曜日

血糖値、高くもないけど重だるいんです

ゴールデンウイークが明けてからですが、どうにも体が疲れやすく重だるい。

血糖値の数値も通常空腹時(健康体で80~100前後)が110~130とやや高め。
まぁ、300を余裕で超えていた昨年の同時期と比べれば、かなりの改善なんですけど、どうにも重だるさが復活してきてしまいました。

昨晩など、とくに足のだるさがひどくて、寝ていても辛いくらいです。

おかしい・・・とずっと考えて、今日一日は横になったりして過ごしていたのですが、ふと思うことがあります。

もしかして、数値g低くても重だるいのは、血糖値の水準が低い数値で体が慣れてきているから、130程度でもだるく感じるのでは?と。

そういう理由なら、1年間のインスリン療法でようやくリハビリ効果を実感できる段階までやってきたと思うのですが、果たしてそうなのか??
ここ数日は、またまた視力も弱ってる感じですしね。
弱ってるというのか、いまいち文字がまた見づらくなってるんですよ。
これは低血糖症状の時に感じる症状でもあります。

うーん、こういう症状は医師に相談してもなかなかわからないんですよね。

たぶん、回復傾向にはあるけど、その過程でのぶり返しみたいな。

相変わらず、試行錯誤の血糖コントロールなのです。

では。

2017年5月12日金曜日

インスリン投与から1年・・・。夕飯後は夢の中

ちょうど、インスリン療養を開始して1年が経過いたしました。

投与量は入院中の量をピークに退院後は減少しまして、低血糖症状が現れるとまた調整しておりました。
しかし、前回の検査にて再び血糖値の上昇がみられることから、インスリン量を微増して経過観察をしているところです。

以前のような重だるい症状はだいぶ緩和されてきました。もちろん、完全に払拭できているわけではないのですが、疲労感などは肉体労働や外出、気候の変化があった際に症状として現れるくらいまでに改善してきてます。

やっぱ、インスリンって効果あるんですね、今更ながら感心してます(笑)

体調改善の影響からか、少しずつ食欲も回復してきてまして、回復するのはいいのですが、歯止めをある程度しないと食べ過ぎでお腹を下したり、血糖値上昇にもつながってしまうので注意は必要ですが、食欲回復はうれしい効果。

また、睡眠もよく摂れるようになりました。
ただ、とくに夕食後はすぐに睡魔に襲われてしまうことが多くなりました。
以前に「糖尿病患者は食事をした後はすぐ寝てしまう」と聞いたことがありますが、おそらくその症状なのでしょう。

子供のように寝てしまうのですから(笑)

程よい疲労感と食事が相まって睡眠欲が増幅されるのかもしれません。
あとは、脳は糖分をエネルギーに変換しますので、インスリンで糖分の吸収を抑えているのも影響があるのかもしれませんね。

なので、現在の処、なるべく夕食後は出かけないようにしてます。

でもこれが正常な生活スタイルなんですよね。
改めて気づかされる今日この頃です。

では。

2017年5月11日木曜日

疲れやすさからか、精神的なゆとりがなくなってきます

糖尿病を発症すると疲れやすくなります。
体が重だるく感じ、動くのが億劫になります。

体と心はまさに「一心同体」の関係です。

体の疲れは心の疲れにも影響を及ぼします。
振り返れば、当時の私もそうでした。

体が億劫なので片づけを後回しにする
考えるのが面倒なので仕事でも対応が付け焼刃になる
体調不良から常に苛立ちがある

まさにこれ。

体力の余裕がないと、心にもゆとりなど持てません。

なので、私が嫌いな会議などは常にイライラしながら聞いてました。基本的に私からは発言などしませんが、堂々巡りが始まるとあからさまに時計を見たりして「時間がもったいない」アピールをしたもんです(笑)

電車なども待ってる間が重だるいので、隣駅ならさっさと歩いて帰ったり(かえって体力消耗するんですけどね)。
そして睡眠に入ってもすぐに覚めてしまうの繰り返し。

これではどんどん心も疲れていってしまうのもやむを得ない。

対策として、早朝(どうせ眠れないので)に近所を散歩したりして気分転換をはかったりしました。
でも、根本的に血糖コントロールができていない状態ではやはり付け焼刃でしかありませんでした。

気晴らしに仲間内で呑み会をしても、その時は楽しいんですが、帰るとドッと疲労感と眠りの浅さから朝までお酒を呑み続けたりしました。

私はなりませんでしたが、心の病気になる確率は高くなります。

ちょっとこういった気になることがあれば、ご家族や病院に相談してみるといいでしょう。
なってからでは遅いので。

では。

2017年5月10日水曜日

目がかすむ、細かい文字が見づらい、眩しく感じる・・・進んでいた眼の合併症

今回は眼のお話。

今から考えてみれば、これも立派な体からのサインだったんだなと気づきますが、当時はまったく考えにも及びませんし考えたくもありませんでした。

私は元々眼鏡を常時使用するくらいに視力は弱いタイプ。
近視と乱視が入っているので、遠くの文字などは見づらいのですが、糖尿病が発覚する2年程前からパソコン画面での文字や数字が見づらく、とくに日向の場所では白く眩しく感じることが多くなりました。

おかしいな・・・。

眼鏡はちょうど作り変えて半年程度。
そんなにすぐに視力が低下するとは考えづらいのです。

疲れもあるのだろう・・・、そう思うようにして放置してました。

でも、見づらくなる症状は少しづつ、でも確実に進行してきました。

普段読んでる新聞や雑誌の文字も夜間では見づらくなってきていたのです。

そのうち、ちょっとした暗がりも見づらくなり、筋肉低下もあって転びやすい状態になっていきました。

明らかにおかしい・・・。

嫌なイメージが脳裏をよぎっていきます。

そして精密検査を行った後に改めて眼科での精密検査。

結果は闘病病性網膜症の初期段階と糖尿病性白内障の超初期段階であることがわかりました。
眼底出血を何度か起こしていたそうです。

とりあえずすぐに対処することはなく経過観察で、血糖コントロールで症状を緩和していくことになりました。
ちなみに視力ですが、血糖値が行低めに安定していくと回復することが多いそうなので、眼鏡はそのままにしております。

現在は以前に比べればだいぶ回復してきてると感じることができますが、それでも疲れやすく、蔵がりは相変わらず見づらいです。

皆さんも気を付けてくださいね。

では。

2017年5月9日火曜日

末梢神経障害・・症例:冷え性

糖尿病が深刻な状態の時、様々な合併症に見舞われることがあります。
今回はそのなかの一例をご紹介いたします。

血糖値が高い状態が常態的になってしまうと、手足の末梢神経を圧迫して、痺れや冷え性などの症状が現れます。
私の場合もまさにその症状が進行しておりました。

まず足の痺れから始まり、夏場でも厚手の靴下を履いていても足先が冷たい状態に。
湯船などで温めてみても一時的には回復しますが、すぐに冷たい状態に戻ります。

この冷え性、なにが辛いって、さほど熱湯でもないのに足をつけるとジンジンと痺れたような感覚麻痺が起こることです。
そして、血流が良くないので、すぐに疲れを感じ、足が重くだるい感じが続きます。

この症状が現れてから何度となく足湯やマッサージなどを試してみましたが、一時的な回復のみで持続しませんでした。

元々、冷え性とは縁遠いタイプで、夏場は基本的に素足(自宅の場合)でしたが、やはり糖尿病判明の3年程前から靴下が必須、サンダル履く際も靴下必須が多くなっておりました。
とくにスーパーなどは短パンなどでは歩けません。
冷房が強く感じてしまうからで、必ず長袖長ズボン、雨などの日にはこれにジャケットを羽織っておりました。

でも外に出ると暑いので汗だく。
これでかなりの体力消耗になっておりました。

糖尿病での入退院後、静養中もやはり半年以上はこの冷え性に悩まされましたね。
何しろ、素足で胡坐座りしていると、自然に足が痺れて歩くことすらできなくなるのです。
そして冷えはお風呂に入る際にも感覚麻痺などの症状が出るので、湯船など入浴するのにかなりの時間を要しました。

ようやくここ最近(今年の3月終わり頃)、血行も改善してきたのか冷えの症状や痺れの症状も緩和されてきました。

たかが冷え性、されど冷え性。
末梢神経障害、侮ってはなりません。

では。


2017年5月8日月曜日

眠いはずなのに眠りが浅い・・・。寝起きはいつも疲れてる

糖尿病の発症要因の一つに強いストレスがあります。

ストレスを感じていると、ヒトは睡眠をしていても夢などにストレス要因が現れて緊張状態が続いてしまいます。

糖尿病と判明する前の私がまさにこの状態でした。

だるい、疲れた・・・とどうしようもない倦怠感が私を襲っています。
脳は休息の指令を発しているのですが、緊張状態の解けない身体は横になってもなかなか寝付ける状態にはありません。
眼をつむっても、走馬灯のように流れる景色。
まるで夢なのか現実なのか訳がわからなくなるくらいです。

緊張状態にある筋肉はキーロックがかかったようになっているので、横になった状態や起き上がろうとすると足などがつる状態になります。
私が多かったのは足の親指や土踏まず、足の甲にふくらはぎでした。
足以外ですと首から肩にかけて。
まるで電流が駆け抜けるように痺れる痛みが走りまして、治そうと体を動かすと他の部位がつるという悪循環です。

ようやく眠れても夢でまたうなされるので、ほとんど眠れた感じがありませんでした。

仕方ないのでお酒を呑んだりして気分を紛らわしてはみましたが、ここまでになってしまうと逆効果で眠れなくなりました。

この状態で夜明けを迎えてまた仕事に行く・・・。

今考えてみれば完全に病んでます。
病んでましたが、どこが悪いのかがよくわからず、またどこの病院に相談していいかもわからずにそのまま先送りしてしまったのでした。

もしこのような状態になってしまったら、とりあえず健康診断などで医師に相談されるといいでしょう。
病院など教えてくれる場合もありますので。

では。

2017年5月7日日曜日

酒好きな私が酒を控えられてる秘訣とは?


前回は「規則正しい生活習慣・・・継続しないと意味がない」で書きましたが、生活習慣を改善する過程で避けて通るには難しいこと。

タバコ好きには「禁煙」
お酒好きには「禁酒」

この「禁〇〇」って本人にはかなり重いものです。
しかも継続しなくては意味がありませんから。

私は継続するにはいきなり「止める」ことにはせずにゆるい感じで徐々に減らすようにしたほうが継続できると考えております。
なので、お酒もタバコもいきなり止めてしまうのではなくて、徐々に量を減らしていって最終的には禁酒又は禁煙状態にもっていく・・・。

こちらのほうが精神的にも追い詰められずに長く継続することが見込まれます。

ではなぜ現在の私はまったく酒(タバコは元々吸いませんので)を吞まなくしていられるのか?

そのキーワードは「炭酸水」。

ジュースの炭酸飲料はほとんど飲まない私ですが、お酒はビールや酎ハイなど炭酸系が大好き。
では、これから夏に向かっていくなかで、ビールを呑みたくなる誘惑が高まります。

少しでもビールなどの発砲系を疑似体験するにはどうしたらよいか?

これまた知恵を絞りました。
本当にもっと違うことに知恵を絞れればもっと大成できたでしょうに(笑)
人の頭の使い方ってやつは・・・(笑)

医師からは水、お茶、珈琲(ブラック)は制限なく飲んでいいと言われてます。
最近人気急上昇中の炭酸水ならどうだろう?
これなら炭酸の刺激でビールの疑似体験ができます。

さっそく医師にも相談したところ、果糖などがない純粋な炭酸水なら問題なしとのお墨付きを得ることができました。

以来、私は炭酸水が晩酌のお供です(笑)

また、「お酒は少量ならいいんじゃない?」と言われることがあります。
たしかに飲んではいけないってわけではありません。

でも、インスリン投与している状態の飲酒は低血糖の危険性を高めてしまいますし、それに『底抜け』の大酒呑みの私が量を制限して呑むなんて器用なことはまずできません(笑)

でも、周囲には「酒をやめた」とは言わず「酒は現在控えてる」としてます。
「控えてる」のほうが、いつ呑んでも「あれ?やめたんじゃなかったっけ?」と言われても「控えてる」だけだからたまにはいいんだよと反論できますしね。

姑息な考えかもしれませんが、これがまた継続できてる私の秘訣です。

では。

2017年5月6日土曜日

規則正しい生活習慣・・・継続しないと意味がない

糖尿病になった人やその予備軍、または糖尿病じゃないけど生活が不規則で健康に不安を感じる人は多いと思います。

一番の効果的な方法はやはり生活習慣を規則正しく送ること。

これ、意外にできるものなんです。人間やればできますから。
でも、問題があります。それは『継続』すること。
そう、継続しないと効果は一時的なものになってしまいます。

「やってみること」はできるんですよね、でも「継続」がなかなか続かないし続けられない。

そうなんですよ、ここが一番の問題。

私も入院した時の看護師さんに言われました。
入院後、順調に血糖値を下げていくことに成功していた私が喜んでいると

「問題はそれが長続きするかなんだよなぁ(笑)」と意味深なお言葉が。

そうなんです、実際に退院してしばらくは順調だった血糖コントロール。
でも、ついつい「今日は面倒だから」と食事を抜いたり、運動を中止したり、インスリン投与を忘れたりして、結局数値は戻ってしまいました。

また、「今日は頑張ったからご褒美に」と普段より多めに食べてしまったりと、誘惑も多い。

さて、この誰もが通るであろう苦難の道をどう乗り越えていきましょうか?

私の乏しい知恵を働かせて考えた結果

それは「習慣化」してしまえばいいんです。

整理整頓もそうですが、正直面倒ですよね。それに後回しにするとより一層面倒になりそのままおざなりに・・・。
ならば、すぐに片づけることを習慣づければいいんです。

習慣づければ、さぼると気持ちが晴れないようになります。

「自分をごまかしたくない」という気持ちがあればこの作戦は継続できます。

で、現在。

どうにか「習慣化」できて継続中です。

為せば成るんですね。

では。

2017年5月5日金曜日

腹痛が尋常ではない・・自律神経が過敏になって起こる糖尿病の症例

血糖値が高水準で推移している状態の場合、身体機能にいくつか支障が生じます。

今回はその中の一つ『自律神経障害』について書いてみます。

自律神経が高血糖により敏感になっていきますと、冷や汗、脂汗などの症状が現れます。
その中でも腹痛を伴う「便秘」「下痢」などは典型例でしょう。

私の場合は、元々お通じの良いほうですので、症状としては「下痢」のパターンが主です。
この「下痢」
尋常ではありません。

何が尋常ではないのかと申しますと、まずはその腹痛。
そして切迫した便意ですね。

お腹の弱い方だとご経験があるかと思いますが、大きな便意があった後、波のように退き、しばらくは次の大きな波まで小康状態になるものです。
しかし、自律神経が弱っている状態だからか、この常識は通じません。
便意がやってきたらトイレに駆け込まないととても動ける状態にはならないからです。

正直言って、こんなやっかいな便意はありませんね。

常に危険と隣り合わせ、遊びがありません。

私は通勤途中で何度もこの被害を受け、電車を何度も降りて駅のトイレへ、最寄り駅で降りても職場まで難しければコンビニでトイレを借りてやり過ごしました。
通勤に2時間以上もかかったことすらありました。

病院に行ってもとくに問題なしの診断。

結局、糖尿病に関連して、ストレス(糖尿病患者の多くが強いストレスを抱えて発症する例が多い)が原因だろうとの診断でした。

対処方法としては、なるべくストレスをためないことと血糖コントロールをすることですかね。

現在では以前に比べて症状は緩和されてきてますが、未だ完治していない状態です。

ではまた。

膝が上がらない、躓きやすくなった・・・そう感じたら病院で検査へGO

久方ぶりの投稿です。

どうも名前も「ミスターインスリン」から「あんちゃん」に変更して再出発です。

さて、まだ糖尿病と診断される前のお話です。

毎日、午前様の帰宅、帰宅してから食事&飲酒を繰り返す日々。
普通に考えたら太る方向へまっしぐら・・・となりますよね。

ところが現実は異なりました。

なんと、痩せて行ったのです。
明らかに痩せてきたとわかったのは入院する1年ほど前。
冬用から夏用にスーツを切り替えたときに、パンツのウエスト部分がゆるいというよりもぶかぶか状態なことに気づきました。

あれ?パンツがゆるくなったのか??
そんなことはありません。
たしかに経年劣化による生地の伸びしろはあるかもしれませんが、明らかな伸びはゴム仕様でもありませんのでありえません。

同時にウエストだけでなく体全体がなんとも細くなってることに気づきました。
元々細いほうではあるのですが、「こんなに細かったっけ?」と思うほど。

ちょうどこの頃から膝が上がりにくくなり、躓きやすくなりました。
どうにも思ってるよりも可動域に制限がかかってしまうのです。

おかしい。

結局、入院前の検査まで詳細は不明でした。
体重も60キロから53キロまで減量。

これを2年ほどで減ってきたので意識できなかったのです。

痩せてきた理由。
それは、体外に糖が流出(主に尿)してしまい、栄養補給が困難になった体は筋肉を燃焼してエネルギーの代用にしたのでした。
その結果、筋肉量は減少、ダイエットしてるわけでもないのに痩せていったのです。

皆さんも、こんな症状が出てきたら病院で一度検査を受診することをお勧めします。

ではまた。

糖尿病性網膜症のその後~糖尿病黄斑症??~

本日、糖尿病性網膜症の検査に行ってまいりました。 結果は良好でしたが、気になる注意点が記載されてました。 それは「糖尿病性黄斑症」。 これに私は「局所」にチェックが。 調べてみると、網膜症とともに糖尿病の合併症のひとつらしく、網膜症になると黄斑症も発症することがあ...