糖尿病が深刻な状態の時、様々な合併症に見舞われることがあります。
今回はそのなかの一例をご紹介いたします。
血糖値が高い状態が常態的になってしまうと、手足の末梢神経を圧迫して、痺れや冷え性などの症状が現れます。
私の場合もまさにその症状が進行しておりました。
まず足の痺れから始まり、夏場でも厚手の靴下を履いていても足先が冷たい状態に。
湯船などで温めてみても一時的には回復しますが、すぐに冷たい状態に戻ります。
この冷え性、なにが辛いって、さほど熱湯でもないのに足をつけるとジンジンと痺れたような感覚麻痺が起こることです。
そして、血流が良くないので、すぐに疲れを感じ、足が重くだるい感じが続きます。
この症状が現れてから何度となく足湯やマッサージなどを試してみましたが、一時的な回復のみで持続しませんでした。
元々、冷え性とは縁遠いタイプで、夏場は基本的に素足(自宅の場合)でしたが、やはり糖尿病判明の3年程前から靴下が必須、サンダル履く際も靴下必須が多くなっておりました。
とくにスーパーなどは短パンなどでは歩けません。
冷房が強く感じてしまうからで、必ず長袖長ズボン、雨などの日にはこれにジャケットを羽織っておりました。
でも外に出ると暑いので汗だく。
これでかなりの体力消耗になっておりました。
糖尿病での入退院後、静養中もやはり半年以上はこの冷え性に悩まされましたね。
何しろ、素足で胡坐座りしていると、自然に足が痺れて歩くことすらできなくなるのです。
そして冷えはお風呂に入る際にも感覚麻痺などの症状が出るので、湯船など入浴するのにかなりの時間を要しました。
ようやくここ最近(今年の3月終わり頃)、血行も改善してきたのか冷えの症状や痺れの症状も緩和されてきました。
たかが冷え性、されど冷え性。
末梢神経障害、侮ってはなりません。
では。
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2017年5月9日火曜日
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